【2025ロードホースクラブ募集馬レビュー】

一口馬主

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今年もやってみたいと思います。ロード募集馬2025全頭評価!

 

 

1年前の答え合わせは、現時点ではできませんが、・・・・・・と言った感じ。

あくまでも「個人的な」見方ですので、プチ参考までに、あくまで出資は自己責任でお願いします!!

とりあえず基準は去年と同じで見ていこうと思います。

 

立ち写真

バランス:首の付け根から対角線上に後ろ脚の蹄あたりまで、正方形に近い程バランス良好と判断しています

トモ:トモの部分の張り、発達

父似:これは点数ではなく父の立ち写真とどれだけ似ているかを◎、〇、△で判断しています。基本競走馬は父似の方が良いと思っています

 

歩様動画

前脚:前脚の運びを見ています。より深く(胸のあたり)から脚が出ている馬を可動域の広い馬と判断しています

後脚:後ろ脚の踏み込みの力強さ

肉感:トモ~後ろ脚付け根付近、歩かせてみた時の肉のプルプル感。プルプルしている方が遊びがあって鍛えがい有り、と見ています

リズム:POG本かなんかで見たんですが、首を使ってリズミカルに歩けている馬の方が能力を発揮しやすいんだとか

ぐらつき:後ろから見た映像だと分かりやすい。歩いて地面に着いた時の脚のぐらつき。点数が高い方がぐらつき少ないと判断しています

 

父似以外は10点満点で付けています。

ロード2025ラインナップ

デルフィーノの2024(牡)

父ロードカナロア

栗東・中内田充正 (総額)8,000 万円 (一口価格)160,000 円
(馬体重)478(㎏) (体高)155.5(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)20.5(㎝)

 

バランス:10

トモ:10

父似:◎

前脚:8

後脚:10

肉感:10

リズム:9

ぐらつき:8

合計:65

 

今年1番の高馬が今年は募集番号1番に付された。

全兄ロードデルレイは日経新春杯を勝ち大阪杯2着。

現役ロード№1と言っていいだろう。

また、血統ブランド抜きで馬体を見ても評価せざるを得ない出来栄え。

現時点での出来は兄以上だと見ています。

動きも良し!

 

気になるのはお値段・・・。

 

もちろん見立てどうり活躍できるならペイは余裕で可能なのですが、この血統で走っているのはロードデルレイのみと言っていい・・。

ドゥラメンテ産駒でもそこまで活躍できていない・・。

また全兄ロードデルレイが3500万円募集だったことを考えると付加価値が乗っているように感じます。

決して仕上がり早の血統でないだけにそのリスクと向き合えるかどうか・・・。

 

ワンダーガドットの2024(牡)

父ロードカナロア

栗東・上村洋行 (総額)6,000万 (一口価格)120,000 円
(馬体重)495(㎏) (体高)160.5(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)21.3(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:〇

前脚:8

後脚:9

肉感:10

リズム:9

ぐらつき:9

合計:63

 

母ワンダーガドットはカナダのチャンピオン級の牝馬。

ロード得意の仕入れである。

デビューした産駒は1頭のみで未知の部分が大きいが、これから大物を出しても驚けない。

動き良し、馬体良し。

特に全体のバランスと肉感が良く、管囲21.3㎝で馬体重も490キロ台ならば鍛える上で不安もないだろう。

この馬も問題はお値段・・。

ロード得意のカナダ、と言えども北米のレベルを考えると必ずしも今の日本で威張れる血統背景かと言うと、微妙かもしれない。

 

フライングティパットの2024(牡)

父ロードカナロア

栗東・友道康夫 (総額)4,200 万円 (一口価格)84,000 円
(馬体重)482(㎏) (体高)153.5(㎝) (胸囲)173(㎝) (管囲)20.7(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:〇

前脚:7

後脚:9

肉感:9

リズム:8

ぐらつき:8

合計:59

 

馬体バランスを見ると上々の評価はできるし、馬体重や管囲も十分。

デルフィーノ、ワンダーガドット・・、と、募集番号順に見ていくとちょっと劣るように見えるが悪くはない。

母はロードが数年前に独自のルートで入手してきたグランアレグリアの近親。

こちらも未知の魅力が詰まっているのは間違いない。

姉はデビュー勝ちしたが、こちらも期待程活躍馬が出ていない、というのがやはりネック。

デルフィーノ、ワンダーガドットと違って10万以内で抑えられてる分リスクは少ないが、やや血統背景と厩舎ブランドが乗っかっているように感じる。

 

アルセナーレの2024(牡)

父ロードカナロア

栗東・清水久詞 (総額)3,000 万円 (一口価格)60,000 円
(馬体重)488(㎏) (体高)157.0(㎝) (胸囲)178(㎝) (管囲)20.5(㎝)

 

バランス:8

トモ:10

父似:〇

前脚:7

後脚:8

肉感:9

リズム:8

ぐらつき:8

合計:58

 

母、そして姉2頭がタフに走っている点は好感。

その姉も父がシルバーステート、オルフェーヴルであり、今回ロードカナロアとくれば芝・ダート兼用で、つぶしのきく万能な競走馬になりそうだ。

全体的なバランスも良く、スパルタ調教師の鼓舞に応えられれば母や姉以上の活躍も期待できるだろう。

クラシックがどうとか、G1がどうとかは難しいと思うし、大物感は感じないが、このお値段ならお得感の方が強い。

 

エンジェリックレイの2024(牡)

父ロードカナロア

栗東・辻野泰之 (総額)3,000 万円 (一口価格)60,000 円
(馬体重)467(㎏) (体高)156.0(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)20.7(㎝)

 

バランス:8

トモ:10

父似:〇

前脚:6

後脚:9

肉感:9

リズム:9

ぐらつき:9

合計:60

 

母はそこそこ仔出しはいい繁殖。

全兄のロードフロリゼルに出資しています。

募集時、全く人気はなかったですが、勝ち上がりを決めてくれました。

1勝クラスで苦戦が続くので成功だったかどうかは分かりませんが、個人的な好みとは合う見た目のようです。

ゆえに今回も中々の高得点。自分のお目目が正しければ兄以上の活躍も期待できるでしょう。

ただ、母はロードゆかりの馬でしたがもう売却したようで、そこまで本馬の出来に太鼓判は推せない、というのがケイアイの本音だと勝手に想像します。

 

シャンプルミーの2024(牡)

父ロードカナロア

美浦・稲垣幸雄 (総額)3,000 万円 (一口価格)60,000 円
(馬体重)426(㎏) (体高)152.5(㎝) (胸囲)168(㎝) (管囲)19.8(㎝)

 

バランス:8

トモ:7

父似:◎

前脚:6

後脚:8

肉感:9

リズム:8

ぐらつき:8

合計:54

 

祖母のシティトゥシティはカナダのG2ホースで、こちらもロード得意のカナダ血統。

父ロードカナロアで母父ディープならば文句はないが、ブラックタイプで威張れるかと言ったらそうでもない。

全体的なバランスはまずまずだが、馬体、管囲共に乏しい部類に入るのであまり食指は動かない。

 

オリーズキャンディの2024(牝)

父ロードカナロア

栗東・安田翔伍 (総額)4,800万円 (一口価格)96,000 円
(馬体重)476(㎏) (体高)154.0(㎝) (胸囲)178(㎝) (管囲)19.5(㎝)

 

バランス:8

トモ:7

父似:〇

前脚:8

後脚:8

肉感:8

リズム:8

ぐらつき:9

合計:56

 

こちらも北米から買ってきた繁殖。

半兄のダノンフィーゴがダートで連勝したように本馬もダート1400あたりを主戦場としそうだ。

全体的なシルエットよりも動かしてみて良く見えた馬だが、この馬体重でダートを主戦場とするならばもう少し管囲は欲しい所。

ややお値段リスクは感じる。

 

フェリスの2024(牝)

父ロードカナロア

美浦・奥村武 (総額)3,800 万円 (一口価格)76,000 円
(馬体重)473(㎏) (体高)153.0(㎝) (胸囲)177(㎝) (管囲)19.3(㎝)

 

バランス:8

トモ:7

父似:◎

前脚:7

後脚:9

肉感:8

リズム:9

ぐらつき:6

合計:54

 

兄にロードマイウェイ、姉にストーリアということで毎年そこそこ人気するしお値段もするフェリスの仔。

また、母系からはミュージアムマイルやチェルヴィニアと言った現役の活躍馬がいるのも血統的な後押しになっている。

今年の出来は可もなく不可もなく。

繁殖としては高齢になりつつあるのでそこまでの期待は酷かも。また、管囲も不安のが大きい。

 

ポプラの2024(牝)

父ロードカナロア

栗東・四位洋文 (総額)3,200 万円 (一口価格)64,000 円
(馬体重)464(㎏) (体高)152.5(㎝) (胸囲)174(㎝) (管囲)19.5(㎝)

 

バランス:9

トモ:8

父似:△

前脚:8

後脚:8

肉感:8

リズム:9

ぐらつき:7

合計:57

 

デビューした馬が軒並み勝ち上がるポプラの仔。

短距離ダートで活躍する馬や、中距離芝で走る馬もいる、万能であり父の良さを出す繁殖と言っていいだろう。

今年は馬体シルエットと動きを見る限り可もなく不可もなく。

近年ロードと相性のいい四位厩舎は魅力だが、今年はカナロア産駒なので牝馬と言えども、もう少しガチムチッとした身体であってほしかった・・。

 

プレミアムギフトの2024(牝)

父ロードカナロア

美浦・斎藤誠 (総額)3,000 万円 (一口価格)60,000 円
(馬体重)469(㎏) (体高)158.0(㎝) (胸囲)179(㎝) (管囲)20.0(㎝)

 

バランス:8

トモ:7

父似:◎

前脚:8

後脚:8

肉感:7

リズム:8

ぐらつき:9

合計:53

 

プレミアムギフトはダノンプレミアムの下でオルフェ産駒。

いつか大物を・・・と期待したくなる繁殖である。

しかし、今年の出来もまあまあの域を出ない。

いつか大物が出そうな血統背景という事を考えれば、1口6万は安いかもしれないが・・。

 

カーリンズヴォヤージュの2024(牝)

父Flightline

栗東・友道康夫 (総額)6,600 万円 (一口価格)132,000 円
(馬体重)459(㎏) (体高)155.5(㎝) (胸囲)177(㎝) (管囲)20.3(㎝)

 

バランス:9

トモ:8

父似:〇

前脚:9

後脚:9

肉感:8

リズム:8

ぐらつき:8

合計:59

 

今年最も注目すべき馬と言っていいのが本馬。

アメリカでも歴代最強クラスと言えるフライトラインの初年度産駒。

また、母カーリンズヴォヤージュもカナダの2,3歳チャンピオンで父カーリンの超良血。

ダートでは世界を見据える血統の持ち主だ。

馬個体に目を向けると、目を見張るほど、ということはないが上々の出来にうつる。

 

問題は、未知の魅力ゆえにリスクをどうとらえるか。

無理させず繁殖に上げてもいいくらいの血統背景なので現役生活は無理せず傷も少なく、短いかもしれない。

ダートは近年牝馬のレベルが低下しているように感じるので、狙いたいところではあるのだが・・。

 

ちなみに・・

ロードは会員に先に募集馬が知らされるのだが、当初本馬は入っていなかった。

しかし、一般開放されると本馬が加わっていた。

出来がギリギリだったのか、庭先で決裂したのか、サプライズ枠として残してたのか、忘れてただけなのか。

いろいろ勘ぐりたくなる。

 

シグナライズの2024(牡)

父キズナ

栗東・藤原英昭 (総額)4,000万円 (一口価格)80,000 円
(馬体重)500(㎏) (体高)157.5(㎝) (胸囲)179(㎝) (管囲)21.0(㎝)

 

バランス:10

トモ:9

父似:◎

前脚:9

後脚:9

肉感:10

リズム:8

ぐらつき:9

合計:64

 

この馬が1番人気かな。

厩舎発表、お値段発表、動画公開、される度に思ったことだ。

特にケチのつけようがないシルエットと動き。

また、今年は母を管理していた藤原厩舎に入るということで本気度も伝わってくる。

キズナ産駒は大型馬に活躍馬が多いので、この側尺も好感。

唯一の不安点は母系のワイルドココ。

母シグナライズがスピード馬だったので問題ないと思うが、仔や孫はスピード不足が多い印象。

 

オールフォーラヴの2024(牡)

父エピファネイア

栗東・杉山晴紀 (総額)7,000 万円 (一口価格)140,000 円
(馬体重)457(㎏) (体高)157.5(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)20.0(㎝)

 

バランス:8

トモ:8

父似:△

前脚:8

後脚:8

肉感:10

リズム:9

ぐらつき:7

合計:58

 

ロードゆかりの血統であり、兄もしっかり活躍する安心感がある。

杉山厩舎ということで、期待も高いだろう。

肉感よく馬体バランスも上々なのでいい馬なのは間違いない。

しかし、全兄が中内田厩舎で5400万募集だったのに対し、本馬は7000万募集。

エピファネイヤの種付け料も影響してると思うが、全兄がデビュー勝ちしたことで付加価値が加わってしまった感は否めない。

 

レキシールーの2024(牝)

父キタサンブラック

栗東・上村洋行 (総額)6,000 万円 (一口価格)120,000 円
(馬体重)462(㎏) (体高)156.0(㎝) (胸囲)179(㎝) (管囲)19.7(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:〇

前脚:8

後脚:8

肉感:7

リズム:8

ぐらつき:8

合計:57

 

今をときめくキタサンブラックは、牡馬>牝馬であるのは間違いないが、そこまで大きく気にすることはない、というのがここ1,2年の実評価。

本馬は兄がG1馬なので人気はするだろう。

キタサンブラック産駒でヘイローとリファールのクロスを持つ、というのはイクイノックスと共通。

全体的なバランスは良いが、欲を言えばもう少し管囲があればな・・といったところ。

一口12万はギリギリリスクの方が大きく感じる。

 

ゼストの2024(牝)

父キタサンブラック

栗東・武英智 (総額)3,800 万円 (一口価格)76,000 円
(馬体重)502(㎏) (体高)158.0(㎝) (胸囲)178(㎝) (管囲)20.3(㎝)

 

バランス:10

トモ:9

父似:◎

前脚:8

後脚:8

肉感:10

リズム:7

ぐらつき:10

合計:62

 

兄ロードヴィゴラスは小柄な馬ながら夏のダート1000でデビュー勝ちをした。

本馬は父がダノンプレミアムからキタサンブラックにかわり、性別もかわり、馬体は立派に育っている。

馬体バランスや肉感も素晴らしく兄以上の活躍が期待できそうだ。

母方がゴリゴリの米国血統でキタサンブラックとの相性は気になるが、そこまで気にすることはないかな。

お値段もキタサン産駒にしてはお手頃だろう。

 

スピニングワイルドキャットの2024(牝)

父コントレイル

栗東・杉山晴紀 (総額)5,500 万円 (一口価格)110,000 円
(馬体重)439(㎏) (体高)155.0(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)19.9(㎝)

 

バランス:9

トモ:9

父似:△

前脚:6

後脚:6

肉感:6

リズム:8

ぐらつき:8

合計:52

 

毎年注目のスピニングワイルドキャット。

兄ダノンスマッシュが種牡馬2年目という事で、その妹となる本馬は高齢の母の仔となる。

正直ダノンスマッシュ以外はパッとしないので毎年割高な印象が強い。

今年は立ち写真は上々にうつるも、歩かせるとあまり良くは見えなかった。

側尺も決していいものではないので評価は厳しめになる。

 

イトワズマジックの2024(牝)

父コントレイル

栗東・中内田充正 (総額)4,800 万円 (一口価格)96,000 円
(馬体重)470(㎏) (体高)157.0(㎝) (胸囲)176(㎝) (管囲)20.1(㎝)

 

バランス:9

トモ:9

父似:〇

前脚:8

後脚:7

肉感:9

リズム:7

ぐらつき:8

合計:57

 

兄ロードフォアエースが芝・ダート問わずスプリントで安定した活躍を見せている。

父コントレイルということで距離適性含め未知の魅力が漂う本馬。

馬体はバランスよく上々も、やや連動性に欠けるのはマイナス点。

それでも厩舎含め食指は動く。

お値段も1口10万以下ならば魅力的。

 

ファイナライズの2024(牡)

父スワーヴリチャード

栗東・長谷川浩大 (総額)3,800 万円 (一口価格)76,000 円
(馬体重)483(㎏) (体高)156.0(㎝) (胸囲)176(㎝) (管囲)21.0(㎝)

 

バランス:8

トモ:9

父似:〇

前脚:8

後脚:6

肉感:9

リズム:8

ぐらつき:6

合計:54

 

去年は高評価したが結局出資は見送ったファイナライズの仔。

現時点で2戦未勝利なので良かったのか悪かったのか・・・。

今年も全体的に良好にうつり、且つ去年と違って身体があるのは魅力。

ただ、本馬の不安は血統。

兄ロードヴェルテクスが父ドレフォン、母父ロードカナロアでありながらスピード不足が目立つだけに、ワイルドココ系はスピード面で不安が大きい。

 

ヴィオリーナの2024(牡)

父ドレフォン

美浦・上原佑紀 (総額)3,800 万円 (一口価格)76,000 円
(馬体重)460(㎏) (体高)154.0(㎝) (胸囲)173(㎝) (管囲)20.5(㎝)

 

バランス:8

トモ:8

父似:〇

前脚:5

後脚:5

肉感:8

リズム:8

ぐらつき:8

合計:50

 

父ドレフォンは初年度にジオグリフを出したが、ダート種牡馬と見ていいだろう。

母はロードゆかりのワンフォーローズ系でオープン馬。

芝馬かダート馬かは分からないが、動きはあまりパッとしない、というのが正直なところ。

 

アイポステリーの2024(牡)

父エフフォーリア

栗東・佐藤悠太 (総額)3,000 万円 (一口価格)60,000 円
(馬体重)458(㎏) (体高)154.0(㎝) (胸囲)171(㎝) (管囲)20.3(㎝)

 

バランス:7

トモ:9

父似:〇

前脚:8

後脚:5

肉感:8

リズム:7

ぐらつき:8

合計:52

 

母はダノンスマッシュの全妹。

残念ながら未出走で終わったが良血であるのは間違いない。

父エフフォーリアは尻すぼみで終わってしまった現役生活だったが早い時期から活躍した。

マックス時はコントレイルをやぶるほどの馬だったので種牡馬としての期待値は高い。

馬体からは正直あまり魅力は感じないが、血統からは未知の魅力を感じる1頭だ。

 

ベルフィオーレの2024(牝)

父エフフォーリア

栗東・松下武士 (総額)2,800 万円 (一口価格)56,000 円
(馬体重)483(㎏) (体高)150.0(㎝) (胸囲)179(㎝) (管囲)20.0(㎝)

 

バランス:8

トモ:9

父似:◎

前脚:7

後脚:9

肉感:6

リズム:6

ぐらつき:9

合計:54

 

母ベルフィオーレは3頭連続で産駒勝ち上がりを決めている優良繁殖と見ていいだろう。

1個上のルーチェフィオーレは初年度種牡馬ポエティックフレアで、早い時期の勝ち上がりを決めているのも好感。

馬体は、肉感と歩きのリズムは良くないが、一つ一つのパーツは良さげ。

側尺は良好だ。

 

ヴィーヴルの2024(牡)

父レイデオロ

栗東・小栗実 (総額)3,600 万円 (一口価格)72,000 円
(馬体重)431(㎏) (体高)150.0(㎝) (胸囲)177(㎝) (管囲)19.9(㎝)

 

バランス:8

トモ:8

父似:〇

前脚:8

後脚:9

肉感:10

リズム:6

ぐらつき:8

合計:57

 

こちらも毎年注目の繁殖ヴィーヴル。

ディープインパクト産駒にして兄にロードカナロア。

ドゥラメンテ産駒の兄ロードアヴニールが重賞入着しているが、ここまで期待(血統)程の活躍馬は出せていない印象。

今年はレイデオロとの配合でウインドインハーヘアのクロスが功を奏さないか注目したいところ。

歩きのリズムは良くないが、肉感素晴らしく、ひょっとしたら大物かも‥と感じさせる身体ではある。

 

モスカートローザの2024(牡)

父ルーラーシップ

美浦・尾形和幸 (総額)2,200 万円 (一口価格)44,000 円
(馬体重)444(㎏) (体高)154.5(㎝) (胸囲)172(㎝) (管囲)20.0(㎝)

 

バランス:8

トモ:10

父似:◎

前脚:8

後脚:8

肉感:8

リズム:9

ぐらつき:8

合計:59

 

ロード(ケイアイ)得意のセール出身馬。

セールに出ていた馬だけにそこそこの仕上がりにはあるルッキングだ。

父ルーラーシップからはいろんな産駒が出ているが、母父ディープインパクトという事で適舞台は芝の中距離だろう。

馬体は総合点高く中の上。

仕上がりも早そうだしお値段も良心的。

お買い得な1頭だろう。

 

アドマイヤシャイの2024(牡)

父ダノンスマッシュ

栗東・野中賢二 (総額)2,500 万円 (一口価格)50,000 円
(馬体重)474(㎏) (体高)155.0(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)20.7(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:〇

前脚:9

後脚:8

肉感:10

リズム:6

ぐらつき:8

合計:59

 

例年寂しい馬体がネックとなるアドマイヤシャイの仔。

しかし、今年は馬格に恵まれた。

また、馬格だけじゃなく動きも上々。

姉グラストンベリーが快速飛ばしてダートで3勝。

祖母のブロードアピールはご存じ稀代の追い込み馬。

野中厩舎なので本馬はダートを主戦場とするだろうが、お値段も手頃でコツコツ稼いでくれそうだ。

 

パラダイスリッチの2024(牡)

父ダノンスマッシュ

美浦・斎藤誠 (総額)2,500 万円 (一口価格)50,000 円
(馬体重)451(㎏) (体高)154.5(㎝) (胸囲)173(㎝) (管囲)20.3(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:〇

前脚:9

後脚:8

肉感:6

リズム:9

ぐらつき:7

合計:57

 

今年はダノンスマッシュ産駒の出来がなかなか良さそうな雰囲気。

肉感はやや不満だがパーツやバランスは良好。

安心安定の牝系だけにこちらもコツコツ稼いでくれそうだ。

 

メガキャットの2024(牡)

父ダノンスマッシュ

栗東・吉岡辰弥 (総額)2,000 万円 (一口価格)40,000 円
(馬体重)489(㎏) (体高)160.0(㎝) (胸囲)177(㎝) (管囲)21.0(㎝)

 

バランス:8

トモ:9

父似:〇

前脚:8

後脚:8

肉感:8

リズム:9

ぐらつき:7

合計:57

 

母は牝馬ながら500キロを超える馬体だった。

本馬も現時点で489キロならば大きく育ちそうだ。

母父ダイワメジャーはイメージと違って長距離型に出ることも有るので、ダノンスマッシュとの仔ならば芝ダート兼用距離万能の馬が出るかもしれない。

馬体は全体的に良好。

 

リラコサージュの2024(牝)

父ダノンスマッシュ

美浦・嘉藤貴行 (総額)1,800 万円 (一口価格)36,000 円
(馬体重)433(㎏) (体高)151.0(㎝) (胸囲)173(㎝) (管囲)19.1(㎝)

 

バランス:8

トモ:8

父似:〇

前脚:8

後脚:7

肉感:6

リズム:8

ぐらつき:10

合計:55

 

ロードゆかりのサッカーマム牝系。

兄ロードクロンヌはダートでオープンまで進出し今や重賞まで手が届きそうな勢い。

本馬はロードクロンヌと同じ父キングカメハメハ系で期待は高い。

しかし、馬体からは現状非力な印象が強い。

オープン馬の下でありながらこの値段は魅力だが、馬そのものは高い評価はできない。

 

ワイルドココの2024(牡)

父ダノンプレミアム

栗東・奥村豊 (総額)3,000 万円 (一口価格)60,000 円
(馬体重)435(㎏) (体高)151.0(㎝) (胸囲)172(㎝) (管囲)19.3(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:◎

前脚:6

後脚:6

肉感:6

リズム:6

ぐらつき:10

合計:52

 

良質なヨーロピアン牝系はロードにおいて異質。

勝ち上がりの頭数もそこそこで、数年前は世代1番の高馬もワイルドココだった。

良血は良血だが、ヨーロピアン特有のスピード不足が露呈することも確か。

今年はディープ系のダノンプレミアムとの交配だが、そこまで良くは見えない。

身体もあまりないので長距離戦が主舞台となるだろうが問題は勝ち上がってその舞台まで進めるかどうか。

 

ベイコートの2024(牡)

父ダノンプレミアム

美浦・嘉藤貴行 (総額)2,800 万円 (一口価格)56,000 円
(馬体重)483(㎏) (体高)158.5(㎝) (胸囲)176(㎝) (管囲)20.5(㎝)

 

バランス:8

トモ:8

父似:◎

前脚:8

後脚:9

肉感:9

リズム:6

ぐらつき:8

合計:56

 

去年、ダノンプレミアムはミッキーアイルみたいな種牡馬になるのでは、と記した。

本馬は半兄がミッキーアイル産駒のロードラビリンス。

重賞出走まで果たしただけに、今年も期待できそうだ。

ややおっとり気味にうつるが、馬格もそこそこありダートの中距離を主戦場に活躍してくれるだろう。

 

エトワールブリエの2024(牡)

父ダノンプレミアム

栗東・松下武士 (総額)2,200 万円 (一口価格)44,000 円
(馬体重)481(㎏) (体高)152.5(㎝) (胸囲)176(㎝) (管囲)19.9(㎝)

 

バランス:10

トモ:8

父似:〇

前脚:8

後脚:10

肉感:7

リズム:9

ぐらつき:8

合計:60

 

近年良質な繁殖を次々導入するケイアイファーム。

その中においてやや地味な、良い意味で古き良き日本血統を感じさせる牝系だ。

アグネスタキオン、トニービン、ノーザンテーストが近代競馬においてどこまで通じるかは分からないが、馬個体を見ると中々良さそうだ。

全体のバランスと後脚の運びからスピード競馬にも対応は出来そう。

人気もあまりしないだろうし、お値段も超手頃でお勧めの1頭だ。

 

アグアアスールの2024(牡)

父リオンディーズ

栗東・中村直也 (総額)2,800 万円 (一口価格)56,000 円
(馬体重)442(㎏) (体高)153.5(㎝) (胸囲)173(㎝) (管囲)19.7(㎝)

 

バランス:8

トモ:8

父似:◎

前脚:6

後脚:8

肉感:9

リズム:8

ぐらつき:7

合計:54

 

キングカメハメハの2×3という狂気の配合から産まれた本馬。

父リオンディーズ自体が気性面で難しい馬だっただけに本馬もその辺は不安。

馬体面の評価は可もなく不可もなく。

この記事を書いている当日の新馬戦で兄が出遅れ大敗だったのでちょっとイメージは悪い。

 

フロルセルレジェイラの2024(牡)

父ダノンバラード

栗東・小椋研介 (総額)3,200 万円 (一口価格)64,000 円
(馬体重)477(㎏) (体高)155.5(㎝) (胸囲)176(㎝) (管囲)20.2(㎝)

 

バランス:9

トモ:9

父似:〇

前脚:8

後脚:8

肉感:10

リズム:7

ぐらつき:8

合計:59

 

今年のセリ購入馬の本命はこの馬だろう。

「ダノンバラードの後継種牡馬に」と言っているのはちょっと強気すぎるが悪い気はしない。

血統は父、母共にロード(ケイアイ)ゆかりの馬。

セリの価格を受けての値付けなので血統の割には割高だが馬体は肉感素晴らしく出来は上々にうつる。

 

レジデンスの2024(牡)

父グレーターロンドン

栗東・藤野健太 (総額)2,200 万円 (一口価格)44,000 円
(馬体重)467(㎏) (体高)156.0(㎝) (胸囲)174(㎝) (管囲)19.7(㎝)

 

バランス:9

トモ:8

父似:〇

前脚:8

後脚:7

肉感:9

リズム:8

ぐらつき:9

合計:58

 

個人的には期待している藤野厩舎。

結局屈腱炎になってしまったがロードレジェロを丁寧に仕上げていた好感持てる調教師だ。

値段の割には・・であるが馬体は良好で、血統はスノーフェアリーを近親にもつ牝系に父はまだ何か秘めていそうなグレーターロンドン。

こちらもお買い得な1頭だろう。

 

カーテンコールの2024(牝)

父ニューイヤーズデイ

栗東・小栗実 (総額)1,800 万円 (一口価格)36,000 円
(馬体重)450(㎏) (体高)152.0(㎝) (胸囲)178(㎝) (管囲)20.1(㎝)

 

バランス:9

トモ:9

父似:◎

前脚:7

後脚:6

肉感:6

リズム:7

ぐらつき:6

合計:50

 

母はレディブラッサムを祖母に持つだけあって快速自慢の牝馬だった。

父ニューイヤーズデイはやや地味な印象があるが、ダートを主戦場としている。

となればクラシックよりもダートや短距離が稼ぎ所となりそう。

馬体はあまりよく見えないがお手頃な馬なので成長を待ちたいところだ。

 

シャラントレディの2024(牡)

父サンダースノー

栗東・坂口智康 (総額)1,800 万円 (一口価格)36,000 円
(馬体重)490(㎏) (体高)155.5(㎝) (胸囲)178(㎝) (管囲)19.7(㎝)

 

バランス:9

トモ:9

父似:◎

前脚:7

後脚:6

肉感:7

リズム:8

ぐらつき:8

合計:54

 

父サンダースノーはドバイワールドカップを連覇している名馬でありながらやや種馬としては地味な印象があった。

しかし、ここにきてテンカジョウやナルカミと言ったダートでてっぺんまで狙える器の馬を出すなど存在感を示している。

カフェオリンポスを輩出した牝系から本馬も主戦場はダート中距離。

全体的な馬体評価はそこまで高くなく、馬体重を考えると管囲はもう少し欲しいところ。

 

クイックレスの2024(牡)

父ロジャーバローズ

美浦・和田勇介 (総額)1,800 万円 (一口価格)36,000 円
(馬体重)437(㎏) (体高)151.5(㎝) (胸囲)175(㎝) (管囲)19.5(㎝)

 

バランス:9

トモ:7

父似:◎

前脚:6

後脚:6

肉感:6

リズム:6

ぐらつき:7

合計:47

 

値段は今年最安値タイだが、馬体・血統からあまり評価はできない。

セリ出身馬なので仕上がりは早そうだ。

 

まとめ

点数を順位化すると、

 

1位:デルフィーノ 65点

2位:シグナライズ 64点

3位:ワンダーガドット 63点

4位:ゼスト 62点

5位:エンジェリックレイ 60点

5位:エトワールブリエ

7位:フライングティパット 59点

7位:カーリンズヴォヤージ

7位:モスカートローザ

7位:アドマイヤシャイ

7位:フロルセルレジェイラ

12位:アルセナーレ 58点

12位:オールフォーラヴ

12位:レジデンス

15位:ポプラ 57点

15位:レキシールー

15位:イトワズマジック

15位:ヴィーヴル

15位:パラダイスリッジ

15位:メガキャット

21位:オリーズキャンディ 56点

21位:ベイコート

23位:リラコサージュ 55点

24位:シャンブルミー 54点

24位:フェリス

24位:ファイナライズ

24位:ベルフィオーレ

24位:アグアアスール

24位:シャラントレディ

30位:プレミアムギフト 53点

31位:スピニングワイルドキャット 52点

31位:アイポステリー

31位:ワイルドココ

34位:ヴィオリーナ 50点

34位:カーテンコール

36位:クイックレス 47点

 

となった。

 

今年思ったことを素直に記すと、

  • 底上げできてるな
  • ダノンスマッシュ産駒が良くなっている
  • 大物はやはり高馬

 

まず全体的に感じたのが、底上げができているな、と言う点。

元々大物は出さないがクズも少ないのがロードの魅力。

今年は例年よりも更にお手頃な馬の質が良いように、上がったように感じます。

 

そして、去年がっかりだったダノンスマッシュ産駒が今年はすごく良く見えました。

去年は種牡馬デビュー年でありながら募集が1頭だったのに対し、今年は4頭います。

どれもそこそこの出来にうつり、今年は期待できそうです。

 

全体的な出来は上がっていますが、クラシックなど大きな舞台を意識するにはやはりそれなりのお値段と血統の裏付けが必要となりそうです。

リーディング上位の種牡馬を良質牝系と掛け合わせているので今年こそはクラシック出走も叶いそうな、そんな印象です。

 

個人的な出資基準は、

  • 1口10万以内
  • 総額20万以内
  • 2頭以上
  • 馬体重450~500
  • 菅囲20以上

としているので、今年も出資候補は限られそうですが、良さげな馬がいますね。

 

また、第1回の申し込み状況の発表がありました。

おそらく現時点で記されている馬のほとんどが抽選対象となりそうです。

やはりロード株上がっているようですね。

 

 

 

 

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